当記事は「飲み会に参加しても、1杯しか飲めないのに気持ち悪くなってしまって楽しめない」という方向けの内容です。
アルコール過敏症の方やお酒を体が受け付けないという方は、1滴も飲まない方が良いので予めご了承下さい。
一番の解決策は「水」も一緒に飲むことです。
ざっくりですが、アルコール度数4%の酎ハイをお水と交互に飲めば2%になります。
厳密に言うとその他もろもろの影響があるのですが、水分を同時に摂ることで飲み会をもっと楽しめるはずです。
最初から水分を摂るべし
最初のオーダーの時にアルコールと一緒にお水も注文しましょう。
「水なんか頼むな」
と言ってくる上司がいたら退職を検討して下さい。
サークルだったら抜けましょう。
きっとそんな所にいてもいいことありません。
水と一緒にお酒を飲むと酔わない?
調べたのですが、確実に酔い難くなるというデータは見つけられませんでした。
あくまでも体感によるものです。
しかし、最初からお水を一緒に頼むと、「いつもより飲める」「気持ち悪くならない」という人が多いです。
まずは、自分で試してみて下さい!
合コンやオフ会での注文の仕方
とは言っても最初のオーダーで水を一緒に注文したら、何かしら突っ込まれるのではないかという不安もあるはずです。
その場合は下記のような対応策があります。
カタカナの飲み物は「チェイサー」と頼む
「カシスオレンジとチェイサー」
「ハイボールとチェイサー」
こんな感じです。
「なんで水頼むの?」と聞かれたら「イタリア人はワインを飲むときに必ずチェイサーを頼む」等のうんちくを用意しておきましょう。
チェイサーとは本来「お酒の後を追うように飲むもの」という意味があり、ビールやジュース、コーヒー等も広義のチェイサーに該当します。
飲み会を楽しむために、お水を注文するのは世界共通です。
日本酒には「和らぎ水」
お酒が苦手なのに日本酒を頼むケースは稀ですが、日本の文化にも「和らぎ水」と言って、水を飲む習慣があります。
合間に水を飲むことで舌の感覚をリセットして、日本酒や料理の味を鮮明にします。
一呼吸置くことで飲み過ぎず、ゆったりと場を楽しむ意味合いもあります。
ケースによっては「和らぎ水」と頼みましょう。
結局は「お冷」
基本は普通に「お冷」とか「お水」と言うことが多いはずです。
なぜお水を頼んだほうが良いのか、そんな話をしたほうが良い場合はやんわりと「ググレカスが」と言って、下記サイトを紹介しましょう。
アルコール関連では一番公平な情報提供です。
飲酒時は水と一緒に飲んだほうが良いとは書いていないのですが、
「アルコールは水によく溶ける」
「脂肪組織にはゆっくりと広がっていく」
そんな話をすれば説得力抜群です。
その他の酔いにくいポイント
たくさん話してたくさん笑う
アルコールは呼気(息)に排泄される稀な成分です。
お酒を飲むと息が酒臭くなりますが、薬を飲んでも薬臭くなることはありません。
それは摂取したアルコールが息によって外に出されるからです。
つまらない飲み会だと酔いやすいと感じたことはないでしょうか?
先輩や上司の話を黙って聞いていると、呼吸でアルコールを出す量が減って酔いやすくなります。
精神的な影響もあるため、今日は「つまらない飲み会だ」という場合は控えめにしましょう。
逆に、積極的に話してガハガハ笑っていると、呼気からアルコールが排出されて酔い難くなります。
つまみは良質なタンパク質を
たんぱく質は二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解を促進する働きがあります。
鶏肉、魚、枝豆、納豆、豆腐、アサリ等がおすすめです。
空腹時の飲酒は避ける
お腹が空いている状態で飲酒をすると、胃からの吸収が高まります。
胃が荒れる原因にもなるため、きちんと食事をとる事が重要です。
心配な場合は、飲み会の前に軽く何かを食べておくのも効果的です。
悪酔い、二日酔いのウソ・ホント
二日酔い防止にウコンを飲んでいる人がいますが、恐らく効果は無いです。
精神的な効果がは期待できるかもしれませんが、某ドリンク等のクルクミンは体内に吸収されません。
成分のクルクミンは素晴らしいのですが、非常に不安定で体内に吸収できる製剤が無いのです。
シジミ(オルニチン)、ビタミン製剤、肝臓水解物などの商品もありますが、一番は「水」を一緒に飲むことだと私は感じています。
個人的におすすめする二日酔い対策
あくまでも個人の意見ですが、飲んだ次の日も必要なのは水分です。
私は排泄を促すために、経口補水液をちびちび飲みます。
水よりも吸収が良く、こまめに飲むことが大切です。
その他の二日酔い対策では、漢方薬の牛黄もおすすめです。
産業薬剤師さんのこちらの記事が参考になります。
参考 二日酔い予防に最強と噂の牛黄(ゴオウ)を服用し激しい飲み会に参戦した結果産業薬剤師の視点最後にお願い
お酒が苦手な人の多くは、飲み会の初めに「私はお酒が弱くて…」という話をすることが多いです。
あなたがサークルの先輩や会社の上司になったとき、このうんちくを伝えて下さい。
この話をして、お酒に弱い人の分のお水も頼んであげて下さい。
不要な人は飲まなければいいだけです。
もしかすると、相手は「お水を頼みづらい雰囲気」だと感じているかもしれません。
水を多めに注文しておいたほうが、きっとみんな楽しめるはずです。
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