昨日、「かかりつけ薬剤師をやめたい」という相談を受けました。
なんと、患者さんと同僚の2人からです。
私の回答はどちらも「やめたらいいのではないか」という内容でした。
かかりつけ薬剤師に関わる悩みに関して、私なりの解決方法を紹介します。
かかりつけ薬剤師を解除する方法
やめる方法に具体的な定義は無いのですが、薬局側で算定しなければいいだけなので、申し出ることで解除できるはずです。
様々なケースがありますが、ご相談いただいたのはやや強引に勧誘された感じがしました。
話を伺うと金銭的な余裕は無く、かかりつけ薬剤師がいなくてもそれほど変わらないのではないかという方でした。
先方の薬局に電話で連絡をして解除してもらうことになりました。
基本的にかかりつけ薬剤師が不要になった旨を伝えれば解除できるはずです。
薬剤師がかかりつけをやめるには
相談を受けたのは、会社を辞めたほうがいいのではないかというケースでした。
あまり詳しくは書けませんが、かかりつけ薬剤師の算定に対する企業の姿勢が賛同できるものではなく、個人の負担がとても大きいようでした。
次回改定でどのように変わるのかは分かりませんが、改善される見込みは無さそうです。
現状、正社員であればかかりつけ薬剤師業務を避けることは難しく、ノルマが課せられている薬局もあるようです。
転職前に、かかりつけ薬剤師の状況についてもリサーチしておいたほうが良いでしょう。
派遣会社、人材紹介会社はそのような情報を持っているケースもあるので、担当者に相談してみるのもありです。
私は多くの転職サイトを利用しました。その中でおすすめのサイトについて「」の記事で紹介しています。
最後に
今回相談を受けたのは、患者さんも薬剤師も「やめたい」と感じるかかりつけ薬剤師に関する相談でした。
始まったばかりの制度というのもあるかもしれませんが、今のままでは良い制度とは感じません。
薬局を利用する際、かかりつけの勧誘を受けた場合は制度をよく理解してから同意書にサインして下さい。
かかりつけにノルマがある会社は転職を検討したほうが良いと感じます。