関西メディコや和歌山の病院で発見されたハーボニー偽薬事件。
その主役となった現金問屋。
私は現金問屋が経営する薬局で3ヶ月働いたことがあります。
そこの社長さんは業界ではちょっとした有名人のようで、なかなか豪快な方でした。
思ったよりも普通の薬局だった
採用薬に関して「なぜこのメーカー??」
というものはありましたが、それ以外はよくある個人の薬局という感じでした。
薬剤師が一人で回せる程度の枚数で、薬歴は現在の個別指導の基準を満たすものではありません。
フローや加算の算定基準も解釈を誤っている所がありましたが、個人の薬局ではよくあることです。
私は自分の知ってる範囲でお伝えして、コンサルタント的な役割もしてきました。
ちょっと普通じゃないことも
その薬局には開設者の妻と娘が事務員?のような感じで勤務しておりました。(いずれも薬剤師ではない)
そして私が予定通り3ヶ月の勤務が終わりに近づいたときに、社長と妻から食事に誘われました。
「うちの薬局に来ないか?」
と誘われることが多いので今回もその手の話だと思っておりました。
ですが今回はちょっと違いました。
なんと私が薬局を継いでくれたら、
漏れなく高級車と娘がついてくるとのことです。
娘って・・・
私は結婚していて子供も二人いるのですが、そのあたりは整理してくれれば問題ないと。
きっと娘も了承するだろうと。
いやいやびっくりです。
もちろん丁重にお断りしましたが、今の時代に薬局と高級車と娘がセット販売されているとは思いませんでした。
いや、無料だから販売ではないか。。。
いろいろな薬局で働けて、いろいろな人と出会えるのは派遣薬剤師ならではの魅力です。
私の体験談や転職する場合の注意点は「薬剤師がフリーランスで働くということ|利用した派遣・転職サイトも紹介」の記事で紹介しているので宜しければ読んでみて下さい。